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vol.14

 
ちりめん細工に魅せられて

 ほんだ かよこ
本田佳世子さん
作る喜び 教える喜び
みんなの笑顔が自分の喜び♪



 ちりめん細工作りに精を出す本田佳世子さん。
 退職後の第二の人生に考えたのは、大好きなお花に関すること。インストラクターの資格を取得し、指導することにしたが、もっと夢中にさせたのがちりめん細工だった。

 始めたきっかけは、お孫さん(男女の双子)の初節句に吊るし飾りを贈りたいと思ったこと。桃の節句の吊るし雛は、教員時代の先輩に習い完成させた。また、端午の節句では本を手本に金太郎を作り、桃太郎と浦島太郎は、絵本などから想像を膨らませて、オリジナルの三太郎吊るし雛を作りあげた。





 創作のアイディアは次々と沸き、表情や仕草を変え、布の柄を活かし、型紙も一から作るようになった。
 そうした本田さんのオリジナルデザイン作品が友達や近所の方から好評で、「作りたい。教えて!」の声に応え、「家に来てくれるなら。」と一緒に作るようになった。今では日替りで20名ほどが集まり、「本田流」の人形の数が増え続けている。
 人形を作る楽しみは勿論、仲間と会ってお喋り出来る場所が、渥美にあるのは嬉しいことだと感じた。





 新しいことに興味や関心がいっぱいの本田さん。積極的にSNSを更新し、作品を発表したり、同じ趣味の仲間とつながり、交流するなどして日々の楽しみをみつけている。
 最近では、市民館や中学校で教えることもあり、イメージ通りの作品ができ、皆さんが喜んでくれた時は、自分も嬉しくて、やりがいを感じるという。
 また、「身近にある物を使って、何かを作りたい。自分や身の回り、家族を飾りたい。手作りする気持ちが芽生え、喜びを持てる人(子ども)が増えてくれたら嬉しい。」とキラキラの笑顔で本田さんは話す。






プロフィール

●1956年生まれ 田原市亀山町出身

●好きな作家
●好きな場所
東野圭吾・池井戸潤 イタリア・ドイツ・ハワイ 軍艦島・五島列島
●好きな言葉
●趣味
楽しければ良し。 お花、旅行、映画鑑賞



 


 

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