きらり渥美のひとめぐり vol.18 |
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音楽で心豊かな人生に! もりした しずこ 森下静子さん 楽しく、自分らしく 生きられるまちへ |
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音楽を愛する森下静子さん。渥美混声合唱団で指揮を振るほか、あつみにこんさーと運営スタッフ会の代表を務め、音楽を通して、まちを元気にしようと活動を続けている。 ![]() 長野県で生まれた森下さんは、幼稚園の頃からピアノを習いはじめ、高校では学業の傍ら、月2回東京までピアノと声楽のレッスンに通った。 大学では、主にその音色が人の声に近いと言われるチェロを学んだ。お茶の水大と東京医科歯科大との合同管弦楽団に入り、表現することのすばらしさ、音楽をみんなで作る喜びを感じた。また、オペラに参加したのをきっかけに苦手だった「歌う」ことに興味を持った。 ![]() 結婚後は、東京から豊橋へ移り、夫が営む歯科医院の事務、子育て、主婦そしてピアノの先生、ボイストレーナーなどの仕事をしながら豊橋の女性合唱団に参加していた。日常のそばにはいつも音楽があった。 ![]() 豊橋で20年ほど暮らした後、夫のふるさとである渥美での生活が始まった。引っ越して間もない頃、新しいまちづくりを考える会に参加した。その中で「地域を良くするために何をしたいか」聞かれ、浮かんだ答えは「音楽が豊かな地域になるといい。そして、お互いを尊重しあえる地域にしたい」だった。 その考えを実現しようと、 「この指とまれ」で音楽好きな仲間が集まり、町の支援を受け、2003年に第1回「あつみロビーコンサート」を開催。これまでに115回を数えた。皆が気軽に本格的な音楽を楽しめるよう、活動を続けている。 渥美混声合唱団は、ポップスからクラシックまで幅広く森下さんを中心に熱心に練習している。皆でつくりあげる表現豊かなハーモニーは心をふるわせる感動があるという。2024年には、「社会を明るくする運動講演会」で、社会復帰を目指す人たちの「応援歌」として意訳した「幸せの黄色いリボン」を合唱して、前向きに人生を歩んで欲しい!とエールを送った。 ![]() |
プロフィール ●1950年生まれ 田原市小中山町在住 |
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●好きな音楽家 |
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かてぃん(角野隼斗) 亀井聖也 |
石田衣良、重松清 宮部みゆき |
好きな言葉 |
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今を生きる | |
きらり渥美のひとめぐり |
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