きらり渥美のひとめぐり vol.4
渥美の漫画家 　みずの 水野あゆみさん 自分の中の「好き」 という気持ちを大切に！
『春よ恋』で第８回角川漫画新人大賞準大賞を受賞した水野さんは、現在、僧侶と漫画家『水野梅子』の二足のワラジで活躍している。 　幼いころから絵を描いたり、工作が得意であった。高校時代に友人に誘われ、マンガのキャラクターを描くようになり、イラストを描く楽しさを知った。 　家業であるお寺を継ぐため、大学のパンフレットを取寄せたところ、同封されていたマンガコースの案内に導かれるように名古屋造形大学進学を決意。在学中に読んだ『青の祓魔師』に影響を受け、本格的にマンガを描くようになった。 　やりがいと苦労は背中合わせで、調子よく上手に書ければ自信になり、悪いと気分はどん底になる。また、長時間同じ姿勢での作業は、肩こりや腰痛に繋がるため、気分転換にストレッチをする。 　自分の作品の評価は気になるが、ネットでの検索はしない。迷った時は、自分が信頼できる人に意見を聞き作品作りに活かしている。 　漫画家になるためには、絵を描くことや、ストーリーを考えることも大切で、他にもいろいろな条件があるが、一番大切なのは「遊び心を忘れない」こと。自分がワクワクしながら楽しんで創作した作品は、読者の心に伝わるものだと信じている。 　近年、アナログだけでなくパソコンでマンガ制作に取り組む方も増えた。インターネットの普及もあり、出版社に売込みに行かなくてもＳＮＳなどで、自分の作品を世の中にアピールする手段も多く存在する。上京しなくても、慣れ親しんだ場所に居ながら、ゆとりをもって自分の好きな事をやり続けることができる環境にある。 　「皆さんも、あきらめずに自分の好きなことにどんどんチャレンジして夢を叶えてほしい。」と語った。

プロフィール ●１９９０年生まれ　田原市折立町出身
●好きな歌手	●好きな映画
J-POP ・ＹＯＡＳＯＢＩ ・Ｅｖｅ ・ｙａｍａ	外国映画 ・タイタニック ・ハリーポッター
●好きな言葉	●最近の趣味
知らぬが仏	切り絵、版画（仏画） マトリョーシカ作成
きらり渥美のひとめぐり

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